アリサカが会社更生手続開始

 

 アリサカは、5月27日に開催した取締役会において、会社更生手続き開始の申し立てを行うことを発表した。同社は昭和53年の設立以来、ゲームセンターを主軸にボウリング場、スーパー銭湯、バッティングセンター等を九州地方を中心に店舗展開(現在42店舗)してきたが、財務改善を目的にさらに出店を繰り替えしたことから、有利子負債やリース残高が大幅に増加し、費用に見合う収益の確保が困難になった。大幅な売上げ増加を短絡的に見込むことは不可能であり、今回の再建・更正手続き開始の申し立てに至った。負債総額は135億3207万5711円(平成20年5月23日現在)。
今後は、裁判所が選任した保全管理人の監督指導のもと、経営・財務体制の刷新を進め、再建に向け取り組んで行く。

 
   
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