バンダイナムコグループ、リスタートプラン発表

 

 バンダイナムコホールディグスは2月2日、「バンダイナムコグループ・リスタートプラン」を発表した。これは、同グループが中長期的に「世界で存在感のあるエンターテインメント企業グループ」を目指す上で急務だと判断した、@事業面でのスピードを上げることと、A収益力の向上・財務体質を強化すること、の2点を目的とした新たな取組み。4月よりスタートさせる。

 具体的には、まずコンテンツ事業に関しては、その組織体制を、従来のコンテンツ毎(家庭用ゲームソフトや業務用ゲーム機など)の縦割り組織となっていたものを、コンテンツの創出等を一手に引き受ける「プロデュース集団」と、各プラットフォームに向けてコンテンツを提供する「パブリッシャー機能」という、役割の異なる二つの組織に分けるようにして、スピードアップを図れるよう組織再編する(ゲームコンテンツ事業と映像音楽コンテンツ事業も合わせて統合)。また、持株会社と事業会社の連携強化を図るべく、グループ中核会社のバンダイ、バンダイナムコゲームス、ナムコの3社の代表取締役社長を持株会社の取締役に兼任させる。そのほか、財務体質強化策の実施、人員体制の見直しなど、様々な施策を打っていく。

 
   
  ニュース一覧へ