タカラは10月15日、アトラスを子会社化すると発表した。

両社はすでに3月27日に開催された発表会において、資本業務提携に基本合意を交わしたと発表。タカラはアトラスの発行済み株式数の約32・76％を所得し、筆頭株主となっていた。そして今回、タカラはアトラスが10月中に実施する170万株の第三者割当増資を全額引き受け、7億600万円の増資を行うことを発表した。タカラはアトラスに対する所有株数比率を40.91％に上昇させ、証券取引法上の子会社とした。

なお、今回の増資の目的についてアトラスは、平成16年1月をめどに計画しているタカラとのコンシューマー用ゲームソフト事業部門の統合のための資金、および将来的な戦略実現の資金に充当すると発表している。。