リアルタイム音声解析技術「Magical VEngine(仮)」を開発

 

セガは、音声解析技術「Magical VEngine(仮)」(マジカル・ヴィ・エンジン)を開発したと発表した。この技術は、顔アニメーションのクオリティーの向上、及び作業効率を向上させるための技術で、従来の音声解析技術が音声の母音のみを抽出するものだったのに対し、同技術では音声の子音も抽出でき、より実際の会話に近い表情をCGやアニメーションで再現することができるようになったもの。また、解析する音声を予め学習させる必要もなくなり、音声に含まれる感情を解析し、発話アニメーションにすることも可能となった。その他、従来の音声解析技術とは異なる解析方法を用いることにより、計算量の大幅な削減に成功。その結果、解析時間の大幅な短縮を実現している。

なお同社では、3月22〜25日の期間中、電子情報通信学会2004年総合大会にて、「Magical VEngine(仮)」に関する講演を行う予定。

 
   
  ニュース一覧へ