みなとみらい地区の複合施設建設を断念

 

 セガサミーホールディングスは3月28日、横浜市のみなとみらい地区に建設する予定だった複合エンタテインメント施設の開発中止を発表した。

 同施設は、みなとみらい地区の中央地区55〜58街区(敷地面積4万1000F)に2011年春開業予定だった、オフィスやホテルなどの導入も視野に入れた超大型のエンタテインメント複合施設。同社グループではすでに55〜57街区(敷地面積2万8000F)の土地売買契約を済ませていたが、現在、グループを取り巻く経営環境が急激に変化しており、業績をいち早く立て直すためには、同開発プロジェクトを中止し、コア事業に注力することが必須だと判断した。この決議を受けて、今春予定だった58街区の購入を見送ることとしたほか、購入済みの3区画についても今後、横浜市都市開発公社と交渉を進める。

 
   
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