バンダイナムコゲームスが特許技術を有償で公開

 

 バンダイナムコゲームスは、コンテンツ開発にあたって獲得した特許技術の一部を、2010年5月より、独立行政法人工業所有権情報・研修館が運営する「特許流通データベース」に公開し、産業や社会インフラなどの幅広い分野に有償で提供することを発表した。

 同社では、長年に亘るゲーム開発の過程で約1,000件(2010年3月末現在)の特許を取得し、ゲーム業界でも有数の保有数を誇っている。その中から今回は「遠山式立体視」や「動体認識技術を活用したゲーム」の関連技術など、ゲーム開発および、他の技術分野にも応用が期待される28件の特許技術を公開した。同社は今後も製品開発や技術研究の過程で取得した特許技術を積極的に公開し、「特許の有償公開」を通じて技術開発分野への貢献活動を促進していくと語る。

 
   
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