セガサミーホールディングスが、
株式交換により3社を完全子会社化

 
 セガサミーホールディングスは、株式交換によりサミーネットワークス、セガトイズ及びトムス・エンタテインメントの3社をそれぞれ完全子会社とすることを発表した。

 平成16年10月のセガ及びサミーの経営統合以来、「総合エンタテインメント企業」として幅広いエンタテインメント領域におけるプレゼンスの確立を経営目標に掲げてきたセガサミーグループ。株式交換による完全子会社化の目的について同社は、「さらなる収益回復と持続的発展を実現するため、グループ内の経営資源を相互に有効活用し、総合エンタテインメント企業としての競争力を一層強化していくことが不可欠であると判断し、グループ体制の整備を進展させるため」としている。

 本株式交換により、これまで以上に最適な人的・物的資源配分を行えるほか、グループ各社に散在する有力な経営資源の連携によるシナジー・補完効果が期待できることに加え、本社機能の集約、効率的なキャッシュマネジメントの徹底、連結納税によるメリットの享受など、株式交換を機に会計上の利益の取り込みのみならず潜在的経済価値の実質的な捕捉も含めたグループ全体の企業価値向上を追求していく方針。
 
   
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