ロケ運営もITの時代に
高機能化が進む関連製品群

 ロケ管理システムは、新製品の発表が一段落し、それぞれの機能をさらに便利かつ効率的にするユニットが数多く登場していた。プレイヤーがスタッフを呼び出すコールシステムをインターカムに連動させたシステム、タッチパネルを搭載したメダル預かり・払い出し機など、関連製品については、高機能化・IT化といった言葉がキーワードになっているようだ。


旭精工の「MEDAL KEEPER Model IK-30000」は、手のひら静脈認証を採用したメダル預かり・払い出し機。ICコインユニットの取り付けも可能で、メダルと併用してICコインでの預け入れ払い出しもできるようになっている。
 

セイミツ工業の新レバーユニット「LS-32-01-V(仮称)」は、振動モーターを搭載して、レバーにバイブレーションを与える。ボタンを押すと振動が発生する仕様で展示された。参考出展。

 
三和電子は、小型照光式押しボタンの新型を出展。新機構のASSYを採用、ワンタッチでロックされるためランプホルダー脱落の心配がないほか、コネクター1個の接続で配線が完了するようになっている。

日本コンラックスは、自動販売機向けのビルバリデータ(紙幣処理装置)「NBX-1200」シリーズを発表。従来機よりも識別性能が飛躍的に向上しているほか、ダイキャスト製マスク採用して、防盗性も強化されている。
 

光新星が展示した「Prima」は、ガス圧によるスムーズな高さ調節ができるアミューズメント用チェア。背もたれに寄りかかった際のクッション性もソフトで、長時間プレイも苦にならないようになっている。

 
マリンゲーム「ラモン1000」は、1000円札を100円玉10枚に交換する両替機。スリムかつコンパクトな筐体設計であるため、さまざまなデッドスペースに対応できる。

日本ユニカ(アーケードゾーン)の「マルチエクスチェンジャー」は、電子決済システムにも対応したIT両替機・メダル貸出機。15インチ大型タッチパネル液晶、多彩なイルミネーション機能、ポイントカードシステムへの対応など機能が多彩。
 

セガ出展の「インターカム連動コールシステム」は、客がコールボタンを押すと、それを従業員のインターカムへ送信するシステム。顧客とのコミュニケーション、スタッフ間のスムーズな連絡でサービスを向上する。セガ・ロジスティックスサービス製。

 
ナムコは、ボタンひとつでおしぼりが作られる「おし坊」を出展した。トイレットペーパー方式のロール紙に消毒液を吹くんだ水を吹きつけ、最後に丸めて出す。在庫になって乾く心配がない。ナムコ・エコロテック製。

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