プライズゾーンは、今回もプライズコラボレーションが90小間という広大なスペースを使用しているものの、それ以外の参加はエスケイジャパンとウイングインターナショナルの2社のみと、数字的には非常に寂しい状況である。ただ、バンプレストやオムロンエンタテインメント、エイブルコーポレーションといったアーケードゾーンに配置されている各社もプライズを展示しているので、プライズの出展数そのものが少ないということはないだろう。
各社では様々なキャラクターのプライズ化に日々努力しており、今回もプライズには初お目見えのキャラクターがいくつかある。エイコーではハコイヌという箱に入った犬のキャラクターを起用。BIGサイズぬいぐるみにして出展する。セガは、ホリプロとの共同プロデュースで生み出した、フルフルッチュを同社の定番プライズであるSJぬいぐるみに。また、システムサービスではエキスポ当日に多数の新商品を出展予定とのこと。
では、定番キャラクターについてはどうであろう。既に各社共にそれぞれ専門的に扱っているキャラクタープライズがあるのは周知の事実。セガならディズニーキャラクター関連、エイコーはハローキティ、THE
DOGといえばシステムサービスの名が思い浮かぶ。仮面ライダーシリーズやテレビアニメ・ワンピース、機動戦士ガンダムといったアニメや特撮の人気キャラクターならバンプレストの専売特許とも言える。これらのキャラクターは人気があるからこそ定番足り得ているわけで、各オペレーターにとっては、そのキャラクター景品が自店舗の客層に合致しているかどうかを判断するだけで済むわけだ。ただし、ぬいぐるみや雑貨などアイテムによって動きはかわるものであり、場合によってはぬいぐるみの生地ひとつで差が出てしまう。そのような細かい点を、直に、まとめて確認できるのがエキスポという場である。
ノンキャラクター景品にも魅力的な商品は多数存在する。先のショーでは札束のクッションが話題になったが、今回は、その新シリーズ商品となる、欲塊!!第二弾 夢の億万長者バブル野郎レジャーシートなる景品が出展される。他にも、ありそうでないものシリーズ第一弾!!
$袋という景品がありシリーズのコンセプトが、「話には出るけど現実にはないものを商品化する」というもの。どのような景品か、ぜひ会場で見ていただきたい。また、今回が初出展となるウイングインターナショナルでは、可愛いひよこのポムポムひよこや開運風水ぴよたまなどを展示する。

店舗関連システムでは、日本ユニカからG-POS+課金システムなどの従来機器と共に台間メダル貸し機を出展。メダルゲーム筐体同士の隙間にも設置できる優れもの。タカラアミューズメントでは、依然として注目度の高いATOシステムをアピールする。
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■フルフルッチュ SJ
足パタパタぬいぐるみ
セガとホリプロ、共同プロデュースによる新キャラクター。10代への訴求効果に期待できる新アイテム
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■キティころっとスタイル
デザインを一新したハローキティのぬいぐるみ。5種入り
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■ポストペット SLHQ
ふかふかぬいぐるみ
ポストペットのモモとコモモのハイクオリティーぬいぐるみ。さわり心地にこだわった逸品
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■リラックマ
システムサービスでは、毎日をリラックスしている不思議なクマ「リラックマ」のプライズを出展
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■仮面ライダーブレイド
ビッグソフビサイズフィギュア
仮面ライダーブレイドの主役キャラクター2人を32cmのビッグサイズでソフトフィギュア化
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■ポムポムひよこ
可愛い手のひらサイズのひよこの小物。各種色が用意されており、集めるのも一つの楽しみになる
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■台間メダル貸し機
メダルゲームの筐体間でも設置できる小型メダル貸し機。プレイヤーは席を立たずにメダルを借りることができる
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■ATOシステム
現金決済システム。消費税アップや各ゲームの稼働状況などを逐一把握できる
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