特集
激動2002―――欧州連合(EU)12カ国で単一通貨「ユーロ」の流通開始、というニュースで幕を開けた今年、ワールドカップではそれまでの常識を覆すアジア2カ国(韓国・日本)が大躍進を。また、拉致問題が明るみになったのをきっかけに日朝間で新たな関係が模索されようとしている。新世紀もはや2年目――世界は古くからの「常識」に決別し、新たなる「スタンダート」を構築し始めた。では我がアミューズメント業界はどうだったのだろうか? 同じくこれまでの同業界を取り巻いていたシステムに限界を感じ、「新たな遊びのカタチ」を模索した1年ではなかっただろうか? 一見静かに見えるが、根っこの部分で激しく揺れた今年のアミューズメント業界。弊誌では、幅広く業界関係者にアンケートを実施。生の声をピックアップすると共に日頃の取材を通じて得た視点を加え、業界のこの1年を総括してみた。

CONTENT
「第2特集」
東西50店舗 徹底目視調査!! 表で見る店頭プライズ一覧

 毎月、数多くのプライズが登場してロケーションを賑わしている。オペレーターは1回でも多くプレイしてもらうため、人気の高いプライズ、注目を集めるプライズをそれぞれに見極めて自店舗に導入している。だが、自分の選んだプライズに自信を持ちつつも、そのプライズがどれほどのロケーションで使用されているのか、どのように扱われているのか気に掛かるところであろう。競合店ならば視察することもできるが、遠方となれば難しく、全体的な状況を把握するのは至難の技だ。
 そこで当編集部では、東京と大阪の二都市を中心に50店のロケーションを視察、各ロケーションで使用されているプライズの目視調査を行い、表にまとめた。オペレーター各位には、50店舗をそれぞれに比較する、あるいは自店舗との違いを見るなどして運営の一助にして頂きたい。

「TOPICS SPECIAL」

シューティングの底力を見せるか!? 「ケツイ 絆地獄たち」登場
 「プロギアの嵐」や「首領蜂」「怒首領蜂」「怒首領蜂 大往生」など、名作シューティングゲームを次々と生み出してきたケイブの集大成的作品となる「ケツイ 絆地獄たち」が近々発売となる。シューティングファンを魅了してきたケイブ独得の味付けが施され、かつライトユーザーが入り込み安い要素も加えた同作。その魅力、そしてシューティングファンの期待を一身に受けるケイブの作品作りの理念について、できる限り紹介。今こそ、シューティングの底力を見せる時!

「DATA STATION」
2002 CESAゲーム白書

 今月は家庭用ゲーム機の市場規模および利用者の動向を探るべく、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称・CESA、会長・辻本憲三氏)が毎年発行している「CESAゲーム白書」をとりあげる。
 同白書は、ソフトウェア・ハードウェア出荷動向等の統計資料にはじまり、海外ゲーム市場動向、ゲームユーザーや一般生活者、シニア等のゲームプレイ動向、さらにはゲーム専門雑誌やパソコンソフトの出荷動向等関連市場の動向など、家庭用ゲーム機に関わる様々なデータを網羅した調査報告書。毎年7月に発刊されており、今回の「2002CESAゲーム白書」が第6巻目となる。
 弊誌は今回、この中からソフトウェア・ハードウェアの出荷動向、そして一般生活者のプレイ動向をピックアップし、第1章「家庭用ゲーム機産業の市場規模」、第2章「一般生活者のゲームプレイ動向」として掲載する。

「コラムス」
「進化するビデオゲームのテクノロジーを考える(後編)」 猿渡 雅史
「練 習」 梶 修明
「オールドゲームを扱うロケに欠かせないシステム基板」 山添 俊幸
「『ゲーム脳の恐怖』−Game? NO!」 竹内 諭


注目商品ピックアップ
「ファミリーサークル」
こまや
「モニターメダルライド 」
バンプレスト
「ポップコーン自販機 CR-ONE」
クリエイト/ネクサム


関連商品ピックアップ
「ヒッパレード4 CCV-009」
セイミツ工業


TOPICS

■豪華監督・キャスティングの「ジャムフィルムズ」で映画事業に参入
■「ATOシステム」で次世代の店舗運営を構築
■「第23回アミューズメント施設管理者のための青少年指導員養成講座」を開催
■ロケのパート・アルバイトスタッフに「クルーステップアップ制度」導入

OPEN NEWS
タイトードリーム町田店
タイトー

NEWS INSIDE
デフレ時代まっただ中〜
100円の価値を考える!(後編)

キャラクター徹底研究
「魁!!クロマティ高校」

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〜業界への提言と社会の出来事

3分間でわかる今月のフォーカス

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