プライズゲーム部門ではプライズゲームの代名詞とも言えるニューUFOキャッチャーが大賞となった。登場から10年以上経過した今でも各地ロケーションの店頭機種として重要な役割を担っている。年間の動向は…、とは昨年のベストインカムアワードでも書いたのだが、ランキングを見る限りは全く同様。１年を通した12ヶ月全て１位であった。だが、獲得ポイントは420〜460ポイントで推移しており、500ポイント以上獲得した月が５回あった昨年よりトータルでの獲得ポイントも減少している。ポイントが減少しているのは他機種にその分のポイントを食われているわけであり、ランクには現れない衰えがあるのかもしれない。もっとも、ニューUFOキャッチャーのポイントを奪っているのはUFOキャッチャー21やUFOキャッチャー７といった後継機種の模様。後継機種の設置台数も2001年より増えており、緩やかにではあるが世代交代が行われているようだ。

■この記事は、アミューズメント・ジャーナル1月号の特集記事から抜粋したものです。本誌では各ジャンルの年間ベスト20や個別タイトルの年間推移なども掲載しております。