今回のプライズは、各社がオリジナルキャラクターを開発、採用したアイテムが目立っていた。また、依然として、他メディアの人気キャラクターを採用する製品が中心ではあるが、ある特徴が見られた。ひと昔・ふた昔前に人気となったもの、一部で熱狂的なブームとなっているもの、パイこそ小さいが普遍的な人気のものなど、ニッチなキャラクターを採用する傾向である。誰もが親しめるキャラがほとんどプライズ化され尽くしたこともあるが、ターゲットを明確にした商品展開を各社がすすめているのだろう。オペレーションする側も、ただ人気があるというだけでなく、自店の客層を見極めた判断がより重要になっているようだ。

 メーカーいち押しや来場者の注目を集めたアイテムを紹介していくと、エイコーは、30周年を迎えたおなじみ「ハローキティ」シリーズの新作が中心。実際にすっぽりかぶれるモアイのマスク『突然!モアイ SJなりきりマスク』など同社オリジナルのユニークな企画ものも出展した。

 オムロンエンタテインメントは、新キャラクター「クマクー」を発表。手足が取り外し可能で、他のキャラと組み替えが可能な『クマクーぬいぐるみ』、迷彩柄のマスコット『クマクーミリタリーマスコット』などを展示していた。

 システムサービスは、幅広い年齢層から好評の癒し系キャラ「リラックマ」、雑貨好きの女性たちを中心に人気の高いブランド「GLADEE」などの新展開をアピールしていた。
 セガは、「温泉クマちゃん」などの新キャラのほか、定番のディズニーアイテムを展示。また新商品では、パチスロ機「北斗の拳」の貯金箱『パチスロ北斗の拳 貯金箱』(サミー製品)を展示。

 タイトーは、「ポストペット」や「パンダコパンダ」の既存人気キャラの新商品のほか、同社としては初となる「ドラえもん」のXLサイズぬいぐるみ『ドラえもん XLウィンターぬいぐるみ』を展示していた。また、フィギュアファンの間で人気のパーツ組み換え型フィギュア「ピンキーストリート」がスペースインベーダーバージョンで登場する(以上のメーカーは、プライズコラボレーション加盟のメーカー)。
 アミューズでは、人気商品の第3弾でダーツ初心者の練習用に活用できる『スティングレイダーツボード3』が人気だった。

 エスケイジャパンは、プライズ初登場となる映画「グレムリン」のキャラクター「ギズモ」が新キャラ。『ギズモ フルーツ ぬいぐるみ』や『ギズモ サンタぬいぐるみ』を発表。また、同社のオリジナルキャラクター「ぱんざらし」の新アイテム『ぱんざらし&お友達 ぬいぐるみ』も出展した。

 スクラッチでは、人気キャラクター「ぱんだこのやろう」を使った新アイテムとして、使いやすいがまぐちポーチの『ぱんだこのやろう ぬいぐるみ ポーチ』がイチ押しアイテム。そのほか、作りがリアルなクッションの『ジャンボワタリガニ』や『特選!新巻鮭 BIGぬいぐるみ』が目立っていた。
 トップ産業は、プライズマシンの永遠の定番である食品アイテムに来場者が集まった。人気のジャーキー「TOP POT JERKY」に改良を加えマイルドな味になった『ニュートップポットジャーキー』を出展。そのほか、新商品として『TOP POT かっちゃん』(仮)を参考出展していた。
 フクヤは、女の子に人気の蝶をモチーフにしたパピヨンシリーズが新作。透明ケース梱包でオペレーションしやすい『パピヨンネックレス』『パピヨンリング』などを出展した。

 アーケードゾーンにプライズを展示しているメーカーは、以下の通り。アルゼは、パチスロのリールシンボルをデザインした『アルゼオールスターズ リールクッション』や松本零士氏の作品を使用した『松本零士セレクション オイルライター型クロック』、『宇宙交響詩メーテル〜銀河鉄道999〜 懐中時計』を発表。エイブルでは、「陰陽パンダ」や「あわうさぎ」の新商品を発表。同種のプライズは、携帯コンテンツ「キャラモバ」に対応しており、タグに記載してあるQRコードかURLからアクセスすると、同社オリジナルのポイントサービスが利用可能。ポイント特典やミニゲームなどプライズとしては新機軸となるシステムを発表していた。

 ナムコは、「パックマン」を使用した『「ナムコ殿堂宮」ぼーしぬいぐるみ』が一押し。その他「鉄拳5」や「どこでもいっしょ」、「太鼓の達人」の新商品を展示。バンプレストでは、ハローキティのペットである「チャーミーキティ」を用いた『チャーミーキティ スーパーDXぬいぐるみ』を一押しアイテムとして展示。また、人気キャラクターの「パンダーゼット」やガンダムシリーズなど定番キャラクターものの新商品を発表していた。
つぎへ
     
20代後半の働く女性に“癒し”を提供するコンセプトのキャラクター「温泉クマちゃん」。セガ、ソニー・クリエイティブプロダクツ等3社が共同開発した。
(c)ツキノワ

パチスロ機では驚異の人気を誇る「パチスロ北斗の拳」。その縮小版ともいえる『パチスロ北斗の拳 貯金箱』は、コイン投入でリールがしっかり回り、自分で止めることもできるという完成度の高さがウリ。
(c) 武論尊・原哲夫 / (c) sammy

『ナムコ殿堂宮 ぼーしぬいぐるみ』は、着ぐるみに近い楽しさがあり、インパクトは十分。大人用と子供用が用意されていた。このほか、様々な表情のバリエーションがある『太鼓の達人 ぼーしぬいぐるみ 〜ぼーし!どん&かつ編〜』も発表していた。
(C)NAMCO LIMITED

大きさとリアルさで目を見張ってしまう『ジャンボタラバガニ』。その大きさは約50cm以上で、ハサミの部分にマジックテープが付いており、腰に巻くファッションも可能。。
 

食品プライズの新商品『TOP POT かっちゃん』(仮)は、試食可能で大人気だった。味にこだわって、ソースにオタフクソースを使用、同社のいち押しアイテムとのこと。
(c) TOP SANGYO CO.,LTD.