ベストインカムアワード・ビデオゲーム部門の大賞には「機動戦士ガンダム 連邦VSジオンDX」が輝いた。発売されたのが2001年9月。当時はまだ前作の「機動戦士ガンダム 連邦VSジオン」が人気を維持していたが、そこにバージョンアップ版として登場。多数のプレイヤーがそのまま同作に移行した。引き続き2002年の1年間も多くのプレイヤーに支持され、高いインカムを継続し当業界に貢献した。昨今、ビデオゲームの稼働年数は落ちており、登場から半年を待たずして店頭から消えてしまうタイトルも少なくないことを考えると、1年以上に亘って高稼働を続けてきた同タイトルの力は驚異的なものであろう。得点の推移を見ても、ほぼ毎月600〜700ポイントを獲得。年間トータル12000ポイント満点のところで9048ポイントという驚異的な高得点を達成した。このまま2003年も高ポイントを獲得していくと思われるが、次作の登場にも期待したい。

■この記事は、アミューズメント・ジャーナル1月号の特集記事から抜粋したものです。本誌では各ジャンルの年間ベスト20や個別タイトルの年間推移なども掲載しております。