キッズメダル市場にマス機多数登場。
市場のニーズに応え、親子で遊べる製品が充実

 メダルゲームは、これまでシングル一辺倒だったキッズメダル市場に、タカラトミーの「きかんしゃトーマス どきどきメダルランド」をはじめとするマス機が登場して、バリエーションが豊富になった。メダルゲーム人口の増加と低年齢化を見越した構成で、オペレーターにとっても選択肢が広がったことは喜ばしいことだろう。
 プライズ機は、景品にアイスクリームを使った製品が人気を博していた。シール機は、アトラスの「リラックマ いっしょにしょっと」やフリューの「姫と小悪魔Mini」などが注目を集めていたほか、設置場所に応じたオリジナル製品が目立っていた。シール機ブーム初期のご当地フレームとは異なり、製品コンセプトからカスタマイズされているだけに、プレイヤーへの訴求力は高いだろう。シール機に限らず、全体的にいえることだが、きめ細かな製品開発、マーケティングがアーケードゲーム業界で進んでいるようだ。


回転するディスクとボタン操作で、次々現れるモンスターをシューティングゲームのように退治していく「ゴースト&モンスターズ」はアムジー初の6人用のマスメダルゲーム。JP、ボーナスゲームなど要素も多彩。
 

AQインタラクティブが出展した「キューブモール」は、中・小型プライズ対応のクレーン機。自由度の高い配置が可能なマルチフィールドや細かなアーム調整など、筐体サイズはコンパクトながら機能が充実。

 
大平技研工業はマスメダルゲーム「ウゴウゴマニア」を出展。回転するテーブル上のスリットへメダルが入るとスロットが回転し、スロットの数字が揃うと開く「フィーバーハッチ」へメダルを連続投入し、大量獲得を狙える。

カプコンが出展した「ちびまる子ちゃん めざせ富士山日本一!」は、最大12名が同時プレイできるマスメダル機。原作の世界観に沿った演出とミニゲームがあり、年齢・性別を問わず楽しめるよになっている。
 

カプコンは最大16名同時プレイが可能な大型メダル機「マリオパーティ ふしぎのコロコロキャッチャー(仮称)」を参考出展。すごろくを進めつつ、プレイヤーが操作可能なキャッチャーメカでボールをゲットしてJPに挑戦する。

 
昭和技研の「チョーダイナ!」は、ピンポン玉を使ったマスメダルゲーム。左右に動くイヌやウサギの持つ帽子めがけ、ボタンを押してピンポン玉を落とす。メダルを入れる役とピンポン玉を落とす役で分担でき、親子で遊べる。

セガはクラブマジェスティシリーズの新作「ウォーリーをさがせ! THE MEDAL」を出展。固定のペイラインが存在せず、矢印シンボルの繋がった数で配当が変化。ミニゲームでは、おなじみウォーリー探しも楽しめる。
 

バンダイナムコゲームスが出展したメダルフロンティアシリーズ第4弾「SDガンダム メダルあい宇宙」は、「機動戦士ガンダム」の一年戦争を舞台にしたビデオスロット。豊富な演出や多彩なミニゲームでガンダムの世界を再現。

 
富士電子工業は、ベット枚数による条件変動型メダルゲーム「ストライクキッズ」を参考出展。メダル投入後に出てくるボールを、パチンコレバーで弾くことでゴールを狙う。ゴールに入れば抽選によりメダルが獲得できる。

アトラスは「トリプルキャッチャーアイス」の新ラインナップとして、2組同時プレイ可能な「トリプルキャッチャーアイス ツイン」を出展。「トリプルキャッチャーアイス」よりもプレイエリアが広がり、投入可能なアイスの量が増加。
 

大平技研工業が出展した「ちびっこアイス」は、省スペースながら冷凍機能を搭載した2人用のミニキャッチャーマシン。国内冷凍庫会社との共同開発により、スピーディーかつ強力な冷凍システムを実現している。

 
フリューは、同社の「arinco」と「姫と小悪魔」ブランドを融合させた「姫と小悪魔Mini」を出展。キレイに撮れる撮影機能とコンパクトさを両立させ、これまでスペースの問題からシール機を設置できなかった店舗でも導入が可能。

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