ピンポイントで掘り下げる!?
ターゲティングが明確な景品が拡大

 ニッチな層を狙ったアイテムは、昨今のキャラクター景品の大きな潮流であるが、そのニッチさ加減がより狭まったという印象だ。例えば、男性用アイテムであれば、往年の人気アニメに登場するアイテムなどオジサン向けと、いわゆるマニア・オタク向けアイテムが目立った。女性向けであれば、若いOLや女子高生のムーブメントを扱ったものが多かった。ニッチといえばそれまでだが、綿密なマーケティングを行った上で、コアなターゲットが存在すると判断して作られたとも言えるのではないだろうか。そこで、インカムを上げてもらうためには景品自体のクオリティが大切なのだが、その努力をしているメーカーもあったように感じられた。


エイコーは、「ねこ鍋」をはじめとした話題の動画を発信している動画投稿コミュニケーションサイト「ニコニコ動画」をプライズ化。サイトのアイコンなどに使用されているキャラクターのミニマスコットなどを発売する。
 

人気番組「DOWNTOWNDX」で、有名人の目撃情報を一般から募るポスト型キャラクター「トスポ」をエスケイジャパンがアイテム化。ボールチェーンマスコットなどの小物のほか、番組でもおなじみの抱き枕も発売される。

 
システムサービスは、人気のSANーXキャラクター「かものはしかも。」をいち押しキャラとして出展。双子のあひる「な〜。」と「の〜。」が新しい仲間として登場、可愛らしさもバラエティも充実させていく。

セガは、三国志大戦シリーズ最新作「蒼天の龍脈」を早くもプライズ化。ゲームファンにはおなじみのキャラクター「小喬」が、カードデザインに基づき、「三国志大戦3 エクストラフィギュアVol.2」として1月に登場する。
 

現在活躍している芸人を讚え、リアルな胸像フィギュアにした、タイトーの「日本の偉人 サウンドフィギュアコレクション」。本人から型取りしたリアルさに加え、ボタンを押すとネタや一発ギャグの音声が流れる仕掛けもある。

 
大長商事は、「GACHAPIN×MUKKU」のキャラクターグッズをメインに出展。専用カプセルが付属したガチャマシーンや歩くぬいぐるみ、棒キャンディーなど二人の可愛さをうまく表現したアイテムが登場する。

発売から33年、いまなお幼稚園や保育園で愛されている「フエキのどうぶつのり(正式名:フエキ糊どうぶつ)」をバンプレストが景品化。物販でも人気を博しているなか、AM専用として、ぬいぐるみやイスなどが発売される。
 

デビュー1周年となるフクヤのオリジナルキャラクター「うさだんご」。今年も期間限定で数々の製品が発売される。「うさだんごSuperBIGぬいぐるみ〜ウィンター2〜」は、ノーマルピンクと白のほか雪バージョンなど4種類。

 
シュールなキャラクターのシュールなアニメーションとして、専門チャンネルで人気の「The World ofGOLDEN EGGS」がフリューから景品化される。CMキャラとしても起用されているだけに、認知の広さも期待できる。

手ざわりのよいものを触るとハイテンションになる「手澤利匠」をイメージキャラクターに、ブルームは不思議な触感の景品シリーズをアピール。にぎると中から豆が飛び出すそら豆型ストラップなど多彩な種類が発売となる。
 

今夏放映中の数々のテレビドラマで登場して話題となっているオリジナルキャラクター「へもぱんだ」をアピールしたブレイク。「へもる」は、気楽にのんびりといった意味で、へもださんなど4種類のキャラクターがいる。

 
暁印刷 日本システムカンパニーは、はんぺん風の動物キャラ「はんぺんズ」を紹介。中四国地区のローソンのキャンペーンに起用されるなどすでに知名度があり、景品化を検討中とのこと。版権元はミレニアム・エンタテインメント社。


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