毎回の傾向ではあるが、リバイバルキャラクターアイテムが目立っていた。30年近く前に誕生した玩具のキャラクター「こえだちゃん」、スポ根ボクシングアニメ「リングにかけろ」、一世を風靡した学ランを着た猫のキャラ「なめんなよ」などなど。高年齢層をターゲットにしたり、親は懐かしく子どもには新しいという新たな付加価値を見いだしたりと各社が力を入れている。また、オペレーターの意見だが、一時期ブームが静まった感のあるポケモン景品の人気が戻りつつあるとのこと。「アニメを楽しむ世代が下がり、新たな層に移行したのでは?」と分析していた。「エヴァンゲリオン」についても各地で再放送されたり、7号機で登場したことで話題性を取り戻したという。キャラクター景品は、メーカーもオペレーターも戦略に苦慮するだろうが、市場を深く分析してみることで、まだまだ手を打つ余地があるのではないだろうか。 一方で、ノンキャラクターや自社キャラクターでアイデア勝負のアイテムをシリーズ化する傾向も強くなっている。クレーン機ブームの時は、景品ジャンルの広さや意外性で話題になっただけに、一部の固定キャラ、定番キャラにとらわれない商品展開は、業界として望ましい方向にあると思われる。 |
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『こえだちゃん』(c) TAKARA CO.,
LTD. 2005 『陰陽パンダ』(c)EIGHTING.CO.,LTD 『まるねこCLUBぬいぐるみスピーカー(仮)』(c)SK JAPAN CO.,LTD 『セサミストリート』 Sesame Street(R)and associated characters, trademarks and design elements are owned and licensed by Sesame Workshop. (c)2005 Sesame Workshop・SSPJ/TV TOKYO.All Rights Reserved. 『まめゴマ ぬいぐるみBIG』(c) 2005 SAN-X CO.,LTD.ALL RIGHTS RESERVED. 『セガゲームハード ぼくのゲームセンターVol.2』(c)SEGA 『スター・ウォーズ エピソード3』(c)2005 Lucasfilm Ltd. & TN. All rights reserved. 『ナムコ殿堂宮 うごくでっかいぬいぐるみ〜すすめ!ナムコうごくぬいぐるみ編〜』(c)NAMCO LIMITED 『ふたりはプリキュアMax Heart』(c)ABC・東映アニメーション 『おみくじカードきゃらとーる』(c)SK JAPAN CO.,LTD |