ロケーションのハイテク化を推進する関連機器、
低価格化を目指した新システム基板にも期待

 ロケのオペレーションやゲーム機に応用できるシステムなど、最新技術を駆使した関連製品が今回も目立っていた。また、ゲームではないが、ファミリーで楽しめる遊具タイプも数多く出展した。
 特に注目されていたのは、コナミデジタルエンタテインメントの「MILLIONET」で、今後同社からリリースされるすべてのメダルゲーム機をつなぐネットワークシステムになるという。e-AMUSEMENTの実績があるだけに、メダルゲーム機の新たな展開に期待したい。
 今回が初出展となるエクサムは、新システム基板「エクスボード」を出展。あくまでオペレーターライクにこだわった基板として今春に発売する。同じく初出展のトマトランドは、電源不要のガムベンダーをはじめ、抽選器・広告用グッズなどロケに便利なアイテムを多数出展した。


セガは、4種類のソフトを搭載した二人乗りモーションライドシミュレーター「MINI RIDER 2」を参考出展した。目前の40インチスクリーンに宇宙や雪原などの映像が流れ、搬器が3軸モーターでリアルに動く。Simuline社製。
 

屋外・屋内の壁面に取り付ける子供用ロッククライミング遊具。岩部分はゴムとスポンジ製、足下にはクッションもあるため安全性が高い。ボールプールのリニューアルに最適。国内総販売代理店の日本システムから出展。

 
バンダイナムコゲームスのスウィートランド4等に対応するオプション「JPーBOX MAKICO(仮称)」。カートリッジ方式の箱に入れるため、少ない景品量でもボリューム感たっぷりのJPに魅せることができる。

ハンドルとレバーで大型ラジコンカーを自在に走らせる「ラジコンスクウェア(仮)」。走行終了後は、ラジコンカー自ら充電場所に戻るためオペレーションも容易。コインオペ方式。店舗に合わせたサイズで設置可。ホープから出展。
 

アールエスは、コインレスシステム「POINT PLAY」を出展。店内の端末でカードを購入、QRコードから携帯電話へチャージ、電話をゲーム機にかざすとプレイできる。消費税対策や価格設定、来店ポイント付与などが可能。

 
32インチ液晶モニターのアールエスオリジナル汎用筐体「デルタ32」。15K/24Kから31K基板まで対応、筐体下部の扉から内部にアクセスできる。旧JAMMAへの対応、宣伝告知用の19インチ追加モニターなどオプションも多彩。

エクサムから低価格の新システム基板「エクスボード」が登場。VGA出力2系統、旧JAMMAインターフェイスの他、対戦台やビデオ機器などへ出力できるS端子も搭載。第一弾「アルカナハート2」に続き、ソフト続々登場予定。
 

コナミデジタルエンタテインメントは、同社メダル機をつなぐシステム「MILLIONET」を発表。ゲーム機種や店舗をまたいだJPや演出効果の連動など、メダル機のネットワークによる新しい遊びを提案する。

 
シロクは、電磁誘導方式の圧力分布センサーを組み込んだ「LLセンサー」の座圧シートタイプを出展。座った体勢で操作ができるため、乗馬やサーフィンのようなリアルな体重移動のコントローラへ応用できる。

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