ターゲットを明確にしたキャラ選定と
製品づくりが目立つ景品ラインナップ
　最近のキャラクター景品は、購買ターゲットを絞ってキャラクター選定が行われる傾向にある。今回もその流れにあるが、各社のラインナップを見ていると、製品の特性においてもきちんとターゲッティングをした特徴あるアイテムが多いように感じられた。ニッチ狙いに過ぎるのかもしれないが、明確なコンセプトや特徴を持ってこそセールスポイントになるのだろう。


■アトラスは、「トリプルキャッチャーアイス」用のアミューズメント限定オリジナルアイスを多数出展。劇場版ヤッターマンなどキャラクターの他、高級アイスショップ「マーベラスクリーム」とのタイアップ製品も発表。
　

■エイコーは、誕生35周年を迎える「Hello Kitty」の記念プライズをアピールした。キャラクターの幅広い支持層に合わせ、テディベアドールやウォッチなど多彩なアイテムを出展。35周年の販促セットも用意。
　
■エスケイジャパンの新キャラクターは、アメリカ在住のアーティスト、スージー・スパッフォードが描く「Suzy's Zoo」。懐かしく優しい雰囲気のアートは、世界各国でさまざまなアイテムとなり人気を博している。

■KONAMIブランドのアーケード筐体を12分の1で精密に再現した「デスクトップアーケードコレクション」。同社既存のキャラクターフィギュアと同サイズに設定してあるため並べてディスプレイできる。参考出展。
　

■コロコロコミック連載で、テレビアニメ化もされており、子供に絶大な支持を得ているギャグ漫画「ペンギンの問題」のキャラクターアイテムをシステムサービスが出展。キャラを忠実に再現したデザインが特長。
　
■有名なお菓子のオリジナルパイプBOXをシリーズで展開している鈴木栄光堂は、森永製菓とのタイアップによる「森永 AMおっとっとパイプBOX（仮称）」をアピールアイテムとして出展した。

■セガプライズのラインナップに、人気ファッションモデルの“モモエリ”こと桃華絵里さんプロデュースによるアイテムが新たに加わることが発表された。ブースには、“モモエリプロデュースのイメージカー”も展示された。
　

■タイトーは、タツノコプロの往年の名作「科学忍者隊ガッチャマン」を新作プライズとして発表した。超リアルなポーズフィギュアの他、特殊ブーメランの形をしたUSBフラッシュメモリーなどが発売される。
　
■バンプレストは、プライズアイテムとしても高い人気を誇る「ワンピース」を改めてフィーチャーする。麦わら海賊団が全員そろう「組立式フィギュアコレクション」シリーズなどフィギュアを集中的にリリース予定。

■フクヤは、同社オリジナルキャラクターの「うさわん」をアピールアイテムとして出展。イヌでもウサギでもない謎の生き物という設定で、長い垂れ耳と無表情な顔が特徴。各種ぬいぐるみが新作として登場する。
　

■フリューのプライズ新キャラクターは、独特な世界観を持つシチュエーションコメディのCGアニメ「ウサビッチ」。監獄で快適な収容生活を満喫する２匹のウサギが主人公で、ナンセンスな笑いが人気を博している。
　
■ブルームは、独特な手触りと中身が飛び出す面白さが人気の「でるぞ！シリーズ」を主力アイテムとしてアピールした。もはや定番となったそら豆・デカそら豆の他、さくらんぼやみかん、マンガ肉なども出展した。

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