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ロケのコミュニケーション手段を拡大する
新作に期待!

 


プレイヤー4人による本格麻雀が特徴の『セガ四人打ち麻雀MJ』。磁気カードシステムによるVF.NET型の段位認定システム、対戦履歴の記録などが可能
(c)SEGA-AM2/SEGA, 2002


ナムコ初のマルチターミナル型ビデオゲーム『ドラゴン クロニクル』。ドラゴンを育成、RPG風のターン制バトルで他のプレイヤーとの対戦に挑む。iモードサイトと連動、携帯端末でのミニゲームやアイテム取得が可能となる
(c)2002 NAMCO LTD., ALL RIGHTS RESERVED


待望のカプコン新作対戦格闘『カプコン ファイティング オールスターズ』。リュウ、春麗、飛竜などおなじみのキャラが登場するだけに、格闘ファンの期待も大きい
STRIDER:(c)MOTO KIKAKU. (c)CAPCOM CO., LTD. 2002 ALL RIGHTS RESERVED.


X-box互換基板「chihiro」の第一弾タイトル『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3』。グラフィックの向上のほか、ハンドガンからショットガンへの変更にも注目
OriginalGame(c)SEGA
(c)WOW ENTERTAINMENT INC./ SEGA CORPORATION, 2002


恐竜のギミックが迫力のプッシャー+スロットメダルゲーム『ダイノキング』。恐竜の質感・動きの迫力は秀逸
(c)TAITO CORP,2002

 

 「マルチターミナル」「ネットワーク」がビデオゲーム新製品のキーワード。マルチターミナルタイプは、プレイヤー4人による対局を可能にした本格派麻雀『セガ四人打ち麻雀MJ』(セガ)、カードシステムを採用したドラゴン育成型対戦ゲーム『ドラゴン クロニクル』(ナムコ)、『麻雀格闘倶楽部 全国オンライン対戦Ver.』(コナミ)の3種が登場。『MJ』はVF.NETのノウハウを活かした「MJ.NET」、『ドラゴン クロニクル』はiアプリミニゲームに連動、『麻雀格闘倶楽部』はe-AMUSEMENTによる全国通信対戦とネットワーク機能も充実していました。

 メールやチャットといったプレイヤー同士がコミュニケーションを楽しめる『ドッグステーション・デラックス』(コナミ)、リアルタイムで全国ランキングが集計されるドライブゲーム『バトルギア3』(タイトー)、ゲーム後に表示されるパスワードでWebゲームに参加できるというバラエティゲーム『宇宙大作戦チョコベーダー コンタクティー』(ナムコ)、四人打ち通信対戦『e麻雀.net』(総商・テクモ)など、ネットワーク機能をうまく昇華した新作も注目を集めていました。

 マイクロソフトとの共同開発によるX-box互換の新基板「Chihiro」を発表したのはセガ。対応第一弾タイトルとなる人気ガンシューシリーズ新作『ザ・ハウス・オブ・ザ・デッド3』は、美麗な背景とリアルな描写のゾンビなどハイクオリティなグラフィックがポイントです。サミーは新たな業務用ゲーム機「アトミスウェイブ」を発表しました。アップライト型筐体のシリーズで、安価であることが特徴です。また、ソフト交換とゲーム内容によるコントローラ交換機能もあり、高い汎用性も備えています。

 このほかでは、おなじみのキャラクターが総出演する3D格闘『カプコン ファイティング オールスターズ』(カプコン)、年に一度の恒例行事『ザ・キング・オブ・ファイターズ2002』(エイブルコーポレーション)も根強い格闘ファンによる行列を作っていました。
 メダルゲームの注目度ナンバーワンは、リアルな動きの恐竜が目を引くスロット&プッシャー『ダイノキング』(タイトー)。恐竜の口から吐き出されるJPメダルは、迫力満点でした。プレイヤーがボールの行方に介入できる『ビンゴバーティー スプラッシュ』(セガ)、洗練されたデザインの帆船がアイキャッチになった『ビンゴクルーズ パラダイスリゾート』(アルゼ)、人気シリーズ新作『モンスターゲート。』(コナミ)も多くのプレイヤーを集めていました。とくに『ビンゴクルーズ』は、ビンゴにポーカーゲームの要素を加味した新規性も受けていたようです。シングル機では、エービーシー、オーガス、ナンキトレイディングが出展した輸入マシンが目新しさも手伝い人気でした。

 プライズマシンの人気製品は、大ヒットシリーズを6人仕様にした『ビッグスウィートランド(仮)』(ナムコ)。JP機能を搭載し、大きめの景品が使えるようになったことで、オペレーターの期待が高いようです。同じくシリーズ作『UFOあらかると またまたイタダキ!』(セガ)も新フィーチャーを搭載し、人気を呼んでいました。
 そのほか、エレクトリックダーツがアミューズ、セガ、タイトー、テクモの4社から出展されたことも特徴的です。ファン層拡大の兆しをみせてきているだけに、AM施設の一ジャンルとして確立するか、期待されるところです。

[TEXT=貝田知明]


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