coment

キャラクタープライズ飽和状態? 
一歩進んだ展開に期待

 


絵本から登場した着ぐるみクマ『バンロッホ』
VANROGH(c)Shingo Iguchi


TV番組「たけしの誰でもピカソ」でも紹介された、味わいのあるニンジン『体育座りするにんじん』
(c)KEIKO TSUKIUDA/カリタジアン


フワフワ素材で人気のフルーツベア第二弾「フルーツポケらびっこ」
(c)EIKOH CO.,LTD.


ショー会場の名物コーナーとなった「プライズコラボレーション」。会場内最大級となる100小間のブースを展開した

 

 キャラクタープライズここにきわまれり! という印象を受けるほどに、メジャーからサブカルチャー的なものまでさまざまなキャラクターが登場してきた。代表的な新キャラクターは、絵本の主人公でクマの着ぐるみという設定の『バンロッホ』(バンプレスト/アーケードゾーンに出展)、テレビ・雑誌で採り上げられ話題の不思議なニンジン『体育座りするにんじん』(システムサービス)、定番ドラマ『渡る世間は鬼ばかり』(大長商事)、日本テレビの子供向け番組から登場したモーニング娘。のCGキャラ『リリパット王国』(セガ)、MEGUMI・小池栄子などグラビアアイドルの芸能プロ『イエローキャブ』(トップ産業)などなど。一方で、既存キャラを使わず自社キャラクターを展開する傾向もみられました。エイコーでは、好評を博したフルーツベアの第二弾として『フルーツポケらびっこ』を発表、オペレーターの評判を集めていました。

 このほか、タイトーの新戦略も注目でした。人気のブロックフィギュア『キューブリック』を本格的にAM市場へ進出させるべくメディコム・トイと提携、一般マーケットでは入手できない“アミューズメント・キューブリック”を展開していきます。世界的にファンが多いキューブリックだけに期待が膨らみます。

 また、ショーではもはやおなじみとなったエイコー、システムサービス、セガ、タイトーによる「プライズコラボレーション」は、100小間ものブースを出展。ネームバリューが浸透し、会場内ではスケールメリットを活かし、行列が絶えない盛況ぶりでした。

[TEXT=貝田知明]


 トップ  アンケート1日目  2日目  3日目  アーケードゾーン  ファミリーゾーン  関連ゾーン  Point of...