初参加企業が目立った関連機器
 世の中の技術が進歩するにつれて、AM業界に新たな機能や便利さをもたらす関連機器では、初参加となる企業が目立った。ロケーション運営はもちろん、インカムアップにつなげることがこのジャンルの製品の目的であるが、今回は、これからの応用に期待したくなる製品が多かったようだ。


初出展となるきららは、ボールプールのボールを洗浄・乾燥する「タマゴン」を展示。洗浄能力はもちろん、動く様子を子どもたちが見て楽しめる仕様になっている。キリンの造型は、洗浄機にボールを入れるオプション。
 

旭精工のメダル預かり払い出し機「IK-30000」は、静脈認証など数々の最新機能を搭載している。今回は、メダル画像選別機を搭載したものを参考出展。同社の店舗運営管理システムePASYSにも対応している。

 
初出展のディスパレホは、PCゲームをコインオペ仕様にするシステムを使って、最小限の投資でロケの活性化と有効活用を図る「ATUサテライト」をアピール。導入前後のノウハウ、コンサルタントも含むサービスである。

芝商事が出展した「ポイントくん」は、顧客と“いい関係”をつくるためのカードシステム。リライト式カードには、管理情報や各種来店ポイントのほか、顧客へのメッセージも記入できる。箱に差すだけなのでユーザーも手軽。
 

電子マネー決済端末の共通化が進むなか、セガからも複数の電子マネー決済に対応するマルチリーダーライター「マルチ決済端末(仮称)」が出展された。セガアミューズメント用POSシステムにおいて、データ活用が可能になる。

 
初出展のシロクは、既存ディスプレイに装着してタッチパネル仕様にする製品など新しい入力デバイスを開発している。写真の「LLセンサー」は、徒歩で入力するもので、店舗の出入口に置けば正確な人数を検知できる。

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