クレーン機のオプションキットが複数登場 ロケ資産の再活性化に期待 ロケーション運営の機械化は年々飛躍的に進んでいるが、今回は、ロケでの導入が進むメダル自動預かり払出機のさらなる高度化が目立っていた。その他、クレーン機の活用の幅を広げるオプションキットが複数の企業から出展されていたのも特徴。オペレーションの工夫次第で再活性化させられるマシンだけに、こういったオプションが充実することはオペレーターにとってはありがたいだろう。
■メダル自動預かり払出機メダルバンクの次世代機として、日本ユニカから「メダルバンクII」が出展された。筐体をフルモデルチェンジ、メダル容量や処理速度も大幅にスペックアップした。最新技術の指静脈認証装置も搭載している。
■トーケンが出展した「AQUA」は、高水圧噴射式のメダル洗浄機。高い洗浄能力と優れたメンテナンス性が特徴で、カートリッジ式の採用によりフィルターの交換も簡便かつ安価にした。ジェット洗浄、湯洗い・水洗いなどロケ状況に合わせて4タイプから選択できる。
■ユウビスブースに出展された「ネドスα」は、空調設備の稼働状況を合理的にコントロールし、デマンド(最大需要電力)を下げることで、契約電力の引き下げやエネルギーコストの削減を実現する、ロケの電気コスト低減を実現することができる。正華産業製。