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マス、シングル機とも充実したラインナップ ビデオゲームのようなシステムを搭載したマルチターミナルタイプが主流となっている昨今のメダルゲームだが、その傾向はさらに強まり、各社から注目の製品が登場した。 マルチターミナルを積極的に展開するコナミは、今回も充実した商品を出展、多くのプレイヤーを集めていた。『ウイングファンタジア』は、スゴロクゲームを搭載したプッシャー機。ターミナルのプッシャーでスロットをプレイ、条件を満たすとメインモニターでのスゴロクに参加できJPを目指す。スロットのアクション、全ターミナル参加のパーティーゲームなど演出も多彩。『ギガドレイク』は、モンスターキャラを使った対人対戦型のカードバトルゲーム。キャラが出す技をスロットで決定するため、カードバトルビギナーにも敷居が低いシステムとなっている。シリーズ作では『ジーワンターフワイルド2』が展示された。 セガは、ロールプレイング型メダルゲームのシリーズ新作『ドラゴントレジャー』。キャラクターやアイテムの増加、大量メダルを獲得できるフィーチャーの追加、継続プレイを促進するためのネットランキング開催など、演出面で大幅に強化した。この他のマス機では、人気大型ビンゴゲームのパワーアップ版『ビンゴパーティ スプラッシュSP』、マンボの軽快なリズムをBGMにプレイするプッシャー『ガチャマンボ』を出展した。 この他のマルチターミナルタイプでは、『龍華麻雀』(ナムコ)が来場者を集めた。2人打ち麻雀で、最大9999枚まで獲得可能なプログレシップJPを複数搭載、プレイ意欲を湧かせる仕様になっている。 マスメダル機では、『ゴールデンブラックジャック』『ゴールデンバカラ』(以上、アトラス)、『リアルブラックジャック』『リアルバカラ』(以上、エイブルコーポレーション)と、本格カジノ指向の製品が目立った。派手な装飾の筐体が多い昨今、シンプルかつリアリティのあるスタイルに新鮮さを感じるオペレーターも多かった。 シングル機も近年稀にみるほどの新製品が登場、こちらも本格スタイルが多かった。海外製品を取扱うエービーシーは、メカスロットとビデオスロット合わせての新作15台を出展。また、オーガスも新作スロット10台を出展していた。サミーもパチスロ・パチンコ汎用筐体『レボリューション』、ビデオスロット『ウィナーズクラブ』のシリーズ新作をそろえていた。また、一時期の新製品ラッシュからは若干落ち着いた感があるが、キッズメダルも各社から出展されていた。 ■その他のジャンルも新作登場は控えめ プライズは定番のバージョンアップが目立つ 長らくロケーションの中心を担ってきたプライズマシンだが、新製品は少数に留まった。そのなかにあって、各社が展開するシリーズ製品のバージョンアップが目立った。『UFOキャッチャー7 MAX Edition』(セガ)は、超大型景品対応、セキュリティ対策強化、ストッカーの追加など新機能を満載した。『カプリチオ G-ONE HG 』(タイトー)もフラッシュライトやBGM、自由なデコレート、高性能なアームメカなどを搭載している。前作から満を持しての登場となったのは『コンビニキャッチャー2』(バンプレスト)。クマデのようにかき出す新しいハンドでゲームバリエーションが増えたほか、景品落とし口が大型化、カラーリングもソフトな色合いに変更されている。ナムコはスウィートタウンシリーズに小型景品向けの『スウィート スクーパー(仮称)』を加えた。連続プレイすると景品落とし口の壁が下がるといった“落としやすさ”にこだわっている。 シールベンダーは、「やまてなでしこ」をさらに美しい仕上がりにした『美咲』(アトラス)、本格的なCG動画を背景にできる『百花絢爛』(オムロン エンタテインメント)に行列ができていた。キッズ向けでは、テニスおよび野球をモチーフにした2人対戦のテーブル筐体風ビデオゲーム『ブロックポンポン』『ミラクルスタジアム』(以上、サミー)に新規性があった。 つぎへ |
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