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ビデオゲームジャンルのメインとなった感のあるマルチターミナルの大型ゲームだが、今回のAOUエキスポでも各メーカーが競って新作ゲームを発表した。『バトルクライマックス!』(コナミ)は、センサーでカードを読みとり技を発動させる、複雑かつスピーディーな操作を必要としないオンライン対戦プロレスゲーム。新日本プロレス・NOAHなどのプロレス団体が協力しており、実在のプロレスラーが多数登場するプロレスファンにはたまらないゲームとなっている。 セガからは、メインモニターに背を向けてプレイするという一風変わったスタイルのクイズゲーム『ザ・クイズショウ』が登場、長蛇の列を作っていた。実際のクイズ番組さながらに、回答者席にプレイヤーを座らせる今までに無いタイプのゲームだけに、いかにお客にプレイして貰うかといった、ロケーション側の運営手腕が問われるだろう。また、最大4人までの全国店舗間、および同一店舗内での通信による協力プレイが可能なアクションゲーム『Quest of D』が映像出展され、大きな期待を集めていた。 そのほか、『麻雀格闘倶楽部3』『クイズマジックアカデミー』(コナミ)、『セガ ネットワーク対戦麻雀MJ2』『アヴァロンの鍵 Ver.1.20 新たなる召還』『WORLD CLUB Champion Football SERIE A 2002-2003 Ver.2.0』(セガ)と、既発の人気タイトルも着実にバージョンアップを行っている。また、『アイドルマスター』(ナムコ)も参考出展されており、可愛らしいキャラクターが好評を博していた。 完成品ビデオゲームでは、『湾岸ミッドナイト MAXI BOOST(仮称)』(ナムコ)がその緻密なグラフィックと完成度の高さで多くの人を集めていた。また、アーケードでは初登場となる「ゾイド」を題材とした対戦ゲーム『ゾイドインフィニティ』(タイトー)も、ツインスティックの特徴的な操作方法やそのインパクトのある筐体が多くの来場者の目に止まっていた。 基板ビデオゲームは久々の完全新作となる2D格闘ゲーム『ザ・ランブルフィッシュ』(サミー)が人気。なめらかなキャラクターの動きと3Dの美しい背景が来場者の関心を集めていた。また、『バーチャファイター4 FinalTuned』(セガ)が映像出展。人気対戦ゲームの最終バージョンとのことで、ファンの期待はそうとう大きなものとなっているだろう。 今回タイトル数がずいぶん少なく、ビデオゲーム全体が冷え込んできているという危機感を感じさせるショーとなってしまったように思われる。この状況は、過去のショーで招待日であるにもかかわらず明らかに学生と思われるような集団が会場のあちこちで見受けられたのだが、今回はそういった光景が見られなかったことからも伺えるのではないだろうか。 しかし、そのような状況を打破できるかもしれない発表が今回のショーで行われた。サミーとSNKプレイモアが業務提携を行い、今春発売の『サムライスピリッツゼロ スペシャル』を最後にネオジオでの開発を終了、今後アトミスウェイブに完全に移行していくと発表したのだ。アトミスウェイブは発表当時からネオジオの後継と見る向きが多かったが、今回の発表でよりその方向性が明確になってきたのではないだろうか。『ザ・キング・オブ・ファイターズ』『メタルスラッグ』等、魅力的な基板タイトルを多数発売してきたSNKプレイモアがアトミスウェイブでゲーム開発を行うことにより、ビデオゲーム業界を盛り上げるカンフル剤となることを期待したい。 つぎへ |
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